50間近で無職の旦那の観察日記

49歳まで自営で好きなことして人生を謳歌していた男が、借金1000万円を抱えて未経験の業種で働きたいとか言っているのを観察する妻の日記。果たして彼は私に捨てられずに済むのか?

旦那の病気

去年のいつからだったか忘れたが、旦那は自殺をほのめかすようになった。

確か夏と秋の境目くらいの時期だったような気がする。

 

免許失効中にも関わらず

「もう俺なんか死んだ方がいいんだ」と言って

バイクで走りだそうとしていたので

そんな状態で警察にでも捕まったら多大な迷惑が私にかかるだろボケが

と思いつつ引き止めた。

 

次は確か冬に入りかけた頃。

私たち夫婦はセックスレスなのだが、

「助けてくれ」「一緒に寝てほしい」というから

まあ添い寝で5分くらいなら…と付き合ってやったら

調子に乗って素肌をベタベタ触ってきたので思いっきり拒否した。

そうしたら「今までありがとう…もう俺は明日からこんな屋根のあるところでは寝てないと思う」とか言いだした。

「へーそうですか。じゃあお休み」

と自分の部屋の寝床に潜り込んだ私を追いかけてきて

「死んでもいいのか。俺はこんなに辛いのに。」と言い募るので

「明日も仕事なので寝たいんです」と返事をしたら

「気持ちはよーく分かった」と言って怒りながら自分の部屋へ帰っていった。

当然翌日、普通に起きてきて「おはよう」とか言っていた。

 

懲りたのか、そこでスキンシップを求められることがなくなって

今は大変助かっている。

 

そして正月あけて少し経った頃。

今度は「俺、目の手術するわ」と言い出した。

何でも、自分で調べてみたら眼瞼下垂に違いないと思ったらしい。

そうかそうか、……でもな?

なんでチミが病院行けるかって言うと

私がチミの滞納してた国民健康保険代支払って、さらに引き落とされるものを今まで

ずっと支払ってきたからなのだよ?

主に、子供達のためにだけど。

生死に関わらないのに今それやるのかい?

…と思ったが

めんどくさかったので言うのをやめた。

 

そして今。

座骨神経痛だ、MRIがある病院への紹介状を書いてもらった

とか言っている。

 

病は気からというのは

本当にそうなんじゃないかなあと思う今日この頃である。